全国の神々が出雲大社に集まるという「神無月」を過ぎ、朝夕めっきり冷え込んで来ました。
志明館では体育祭を終えて、生徒たちは落ち着いて学び遊び、日々の生活に取り組んでいます。3年生の和歌をご紹介しましょう。
体育祭 みんなでおどる はねこおどり 元気いっぱい 心一つに
白組の バトンにたくす ラストラン みんなの想い かついで走る
声上げて おうえんをした 体育祭 また来年も 全力出すぞ
たのしみは 走りおわって すいとうの むぎ茶がのどを 通過するとき
久々に偉人伝の授業に行くと、ある1年生女子が「館長先生、この前吉田松陰さんのお家に行きました」と報告してくれました。
「そうか、良かったね。どんな家だった?」「とっても古かった」。こうして子供たちは偉人に憧れを抱くようになるのです。
放課後の外遊びでも雲梯に取り組みながら、聖徳太子の憲法を口ずさむ2年生を見かけたそうです。10月の暗唱課題が「憲法17条の第1章」だったので、自然と出てきたのでしょう。
高市首相の所信表明演説では吉田松陰の書簡の一部と、聖徳太子の憲法第17条が引用されました。
志明館の生徒たちは、「校歌の1番と2番の偉人だね」と身近に受け止める素地を既に身につけています。
(館長 山口秀範)