第6回 体験の意義(副校長 穴井福代)

~「志明館」って、体験が多くあるのがいいですね~
体験を通して学ぶことの重要性について多くの方々が共感し、「志明館教育」に対する興味・関心が高まっていることを強く感じています。
志明館では、「ヨット体験」「動物とのふれあい体験」「山登り」「川遊び体験」等、様々な体験の場を設定するとともに、自ら課題を見つけ、自ら探求する活動へと高まっていくように体験の質を高めていくようにしています。
そもそも体験とは、自分の五感を通して「人・物・こと」に関わり、取り組んでいくことです。体験そのものが主体的であり、その場、そのときの判断で活動を行っていきます。つまり、子供に一方的に何かをやらせたり、子供に友達との関わり一方的に決めて人間関係を作るものでありません。子供が主体となって人と関わり、自然と関わり、行事を通してかかることで、自己肯定感を高め、人間関係力や思いやり、克己心等を身につけていくのです。その際、学んだ人間力をいかす、実践する場でもあります。
今、テストなどでは計りにくい「非認知能力」が注目を集めています。非認知能力は、他者との協調性、自らに意欲を持たせる力、自分の内面をコントロールする力、柔軟性、創造性などがあげられますが、これらはすべて体験を通して育っていくものです。
子供たちは体験したことによって、自分の中で気づきや発見があったり、感情的な動きがあったりする過程で、体験を内面化していきます。 この内面化していく際に土台や人間力と関連付けられ「確かな学び」となっていくものであると考え、体験を重要視しているのです。
これらの体験に対する理解の深まりが志明館教育の魅力として広がっていくことを願っています。